2016年05月14日
こんにちわ、歯科衛生士の野口です。(^_^)
今回は親知らずの抜歯について書きたいと思います。
親知らずについては書くことはたくさんあるので。。
この記事では、私がよくお友達などに質問されることを中心に
書いていこうと思います!
まず1番多いのが
Q.親知らずって抜いたほうがいいの? です。
答えとしては A.抜いたほうがいい場合が多いです 。
歯というのは上下が噛み合っていて初めて機能するので
もしその方の親知らずがまっすぐに生え上下がしっかりと噛み合っていて、
なおかつ虫歯になっていないのならば、抜かないという方向も選択肢としてはあります。
ですが、現代人は昔の人にくらべて顎が小さくまっすぐ生えている方が少ないです。
なので横向きに生えていたり、前の歯につまって少しだけ生えた状態で止まっていることが多いです。
そういった場合は置いておく意味があまりないですし抜いたほうがよいかと思います。
また、親知らずというのはただでさえすごーく奥に生えていてはみがきがしにくく
不潔になりやすいです。そして虫歯になっていると前の歯などに影響を及ぼすこともありますし
きれいに磨けずに歯ぐきが腫れてしまっていると
それもまた、まわりの歯に影響を及ぼすこともあります。(・_・)
あまりプラスになる要素が少ない(まっすぐ生えていない場合)うえに
きれいに磨くのがとてもむずかしく汚れがのこりやすい親知らずを
毎日毎日一生懸命磨く手間をはたしてかける価値があるのか?となると
抜いたほうがよいのではないか、ということになることが多いのですね。(・o・)
しかしそれでもどうしても抜きたくない(T_T)、といった患者さんの場合は
もちろん無理に抜歯を行うことはないので
なるべくそこが不潔にならないようにブラッシング指導をさせていただき
虫歯になるまではお家でがんばって管理をしてもらっています(^人^)
また次に多いのは Q.親知らずって抜いたら腫れるの? などです。
これは A.必ずしも腫れるというわけではない です。
とくに上の親知らずを抜く場合は腫れることはほぼないです。
それに上のほうが比較的簡単に抜けます!
なのではじめて親知らずの抜歯を行う患者さんは肩慣らしではないですが
上から抜いてみることをオススメしています(^_^)/
下の方が顎の骨がしっかりしているのと、太い神経が通っていることなどもあり
上に比べると抜くのにも時間がかかりますし、腫れることもあるという印象です。
抜いた後の痛みや腫れ具合などは、傷痛みがしやすいかどうかや
親知らずが神経に近いか、根が曲がっているかなどのさまざまな要因で
本当に個人差があり抜く前に、ぜったい痛くないですよ!腫れませんよ!とは
なかなか言いがたいものです。。
ですが当院の今までの患者さんを見る限り
漫画でみるように顔がぶーっと腫れてしまったということは本当にめったいにないです。
抜歯にかかる時間が短いほうがやはり腫れにくいとのことなので
早く抜けると院長もよかったね、と患者さんに声をかけています。
レントゲンなどでどんな生え方かなどを確認していても
やはり実際に開けてみないと分からないところもあるみたいですが
親知らずの抜歯=100%すごく痛くて腫れるもの
ではないので、虫歯になっていたりほっぺに刺さって痛いなどの
不具合があればやはり抜歯を検討してみてください。
ちなみに私の場合はすでに上下一本ずつ抜いてもらったのですが
上は本当に一瞬で、血が止まるのを待つのが1番時間かかったんじゃ?(それでも8分くらいです)
といった感じで、その日の夜も普通に元気でした!(笑)
下は全部生えておらず切って抜いて縫うタイプだったのですが
それも麻酔~止血完了までで30分弱だったかと思います。
午前の診療後に抜いてもらいました。その日は痛み止めを一応飲みました!
上よりはやはり抜いた痛みは感じましたが次の日には普通に生活していました。
ですが下の場合は抜いたあと、やはりごはんとかが入りやすいので
少しの間食べづらかったと記憶しています。
意識して反対で食べていても無意識に両方で噛んでしまったりしていました(@_@)
ごはんなどがぐっと入ってしまうと、しまった!いたっ!程度の痛みはありました。
しかし、私は歯科衛生士ですが本当に注射が怖く
麻酔怖いー!先生優しくしてください!(T_T)というレベルの怖がりですが
それでも抜けたので迷っていらっしゃる方はぜひ1度相談にいらしてみてくださいね!
なんだか長くなってしまったので
今回はこの辺で終わりにさせていただきますね!
また更新しますね!(^_^)/~~~☆
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植田歯科医院